ダーツのマナー
どのスポーツでもルールがあるように、ダーツにもルールはあります。
ダーツは、ダーツの歴史にもあるように、紳士の国イギリスで生まれた紳士のスポーツです。紳士のスポーツと言っても堅苦しいものではありません。必要最低限の常識をわきまえてる方なら何の問題もありません。
対戦を開始する時には「お願いします」、対戦終了時には「ありがとうございました」など小学生でも出来る挨拶が出来ればダーツバーなどでの対戦を楽しむことが出来ます。
ただ、ダーツには相手を称える習慣がありますので、ダーツ独自の『知っていれば恥ずかしくないダーツのマナー』をご紹介します。
知っていれば恥ずかしくないダーツのマナー
最低限のマナー10カ条
- 1.スローラインを超えて投げない。
- 2.ダーツはダーツボード以外に向けて投げない。
- 3.野球投げやアンダースローはしない。
- 4.他のプレイヤーが投げてる時はもちろんのこと、大きな声で騒がない。
- 5.ダーツプレイヤーの前を横切ってはいけない。
- 6.咥えタバコで台の操作やプレイをしない。
- 7.上手くいかないからといって、ふてくされた態度を取らない。
- 8.長時間の空投げ(ゲーム開始してない状態)はしない。
- 9.ダーツ台など、物に八つ当たりしない。
- 10.ダーツを渡す時はティップを自分の方に向けて渡す。
主なダーツの掛け声
- 「ナイスアウト!」
- ダーツでゲーム終了時(勝敗がついた時)に負けた相手が勝者に対して賞賛の意味を込めて「ナイスアウト!」と声を掛けます。
- 「ナイスカバー!」
- 1本目、2本目で高い得点を出せずに、3本目でブルや20のトリプルの高得点を出した場合に「ナイスカバー!」と声を掛けます。
- 「ナイスキャッチ!」
- 狙ったエリアから外れたけど、高得点に入った、いわゆるまぐれの場合に「ナイスキャッチ!」と声を掛けます。ただしあまり親交が深くない相手の場合には、イヤミと捉えられてしまうので注意が必要です。
- 「ナイストライ!」
- ゼロワンで1本もブルに入らなかった、もしくはクリケットで狙ったエリアに入らなかった場合に、挑戦(トライ)した事を讃えて「ナイストライ!」もしくはナイスを省略して「トライ!」と声を掛けます。
- 「ナイストン!」
- ロートン(101点以上150点未満)、もしくはハイトン(151点以上)を出した時は「ナイストン!」、あるいはナイスのスを省略して「ナイトン!」と声を掛けます。
- 「ナイスハット!」
- ブルに3本入った時、つまりハットトリックを出した時は「ナイスハット!」と声を掛けます。ちなみに1本だけブルに入った時は「ナイスワン!」と声を掛けます。
- 「ナイスワン!」
- ゼロワンなどで、ブルが1本入った時に「ナイスワン!」、あるいはナイスのスを省略して「ナイワン!」と声を掛けます。
- 「ナイスグループ!」
- 投じた3本が良いグルーピング(3本とも近くにまとまってる状態)した場合に「ナイスグルーピング!」あるいはナイスのスを省略して「ナイグル!」と声を掛けます。
- 「ナイスファイブ!〜ナイスエイト!」
- クリケットでファイブマーク、シックスマーク、セブンマーク、エイトマークを出した時にその数字に応じて「ナイス◯◯!」と声を掛けます。
上記の他にも、ダーツ用語集に様々な掛け声を載せていますので、そちらもご参照ください。
ダーツを楽しむために
掛け声を掛けられたら「OK!」や「サンキュー!」と返事をするといいですね。お互い気持ちよくダーツを楽しむ事が出来ると思います。
ダーツの掛け声は沢山あるので一度では覚えきれないと思います。そんな時は便利なオールマイティーワード「ナイスダーツ!」と声を掛けておけば大丈夫です♪